セクハラ辞任 杉本達治前福井県知事の調査報告書を公表 職員に1,000通の性的メッセージ送信
杉本達治前福井県知事は、複数の女性職員に対する深刻なセクシャルハラスメント行為が発覚したことを受け、2025年12月4日に知事を辞職しています。 2026年1月7日、職員への聞き取り調査を行った特別調査委員会が、「杉本前知事のセクシュアルハラスメントに関する調査報告書」をまとめ公表しました。 2025年4月に寄せられた公益通報をきっかけに行われた調査により、杉本前知事が2004年から2025年までの長期間にわたって、合計1,000通を超える不適切なメッセージ送信や、相手の意に反する身体的な接触を繰り返していた実態が明らかになりました。 杉本氏は当初、これらの行為を親しみの表現や冗談であったといった弁明をしていましたが、特別調査委員会は、知事という圧倒的な権力差を利用した悪質な人権侵害であると断定しました。 本件は、組織のトップによる不祥事が県政への信頼を大きく揺るがしただけでなく、内部通報が機能しにくい組織風土の問題も浮き彫りにしました。今後は、被害者の安全確保を最優先としつつ、ハラスメントを一切許さない抜本的な組織改革が求められています。