除霊、お祓いと称し複数の性的暴行 自称・霊媒師の佐藤晋悦容疑者(28)を逮捕 

性的暴行

※上記画像は、AI画像生成ツールによって制作されたフィクションであり、すべて架空のものです。実在の人物・団体・商品等とは一切関係ありません。 

2025年3月と6月に東京都内で20代の女性に「除霊」や「お祓い」と偽り、性的暴行(不同意性交等罪)を加えた疑いで、自称・霊媒師の佐藤晋悦容疑者(28)が逮捕されました。

 

佐藤容疑者は、SNSやチャットアプリを悪用し、精神的に不安定な状態にあった被害者と接点をつくり、「生き霊を払えるのは自分だけだ」「性行為をしなければ霊は祓えない」などと言葉巧みに誘導し、性的行為に及んだとされています。

 

容疑者は取り調べに対し、一貫して容疑を否認しています。警視庁は、事件の詳しい経緯について捜査を進めています。

 

本件は、スピリチュアルな世界に頼る人々の心の弱みにつけ込む、卑劣な犯罪が現実のものとして起こりうるという事実を、改めて社会に強く突きつけました。今後、同様の被害を未然に防ぐための注意喚起とともに、徹底した捜査による事件の全容解明が強く望まれます。

 

■管理人しらたきが注目したポイント

・「性行為をしなければ霊は祓えない」除霊と称して性的暴行

自称・霊媒師を名乗る佐藤晋悦容疑者(28)は、SNSやチャットアプリを使い、複数の20代女性と接触していました。

その際、「生き霊が憑いている」「危険な状態だ」「普通の寺や神社ではお祓いができない」などといった不安を煽る言葉を被害者に送りつけ、救いを求める心理的な弱みにつけ込んだとされています。

その後、「性行為でなければ霊をはらえない」、あるいは「身体を使ったお祓いをしないと霊が祓えない」などと信じ込ませ、ホテルや女性の自宅マンションという閉鎖的な空間で性的暴行に及んだ疑いが持たれています。

スピリチュアルな概念を悪用し精神的に追い詰める犯行手口は、極めて悪質であると言えます。

・「除霊」や「お祓い」を口実に複数の性的暴行を行った

佐藤容疑者は、少なくとも2つの異なる事件で逮捕されています。一つは、2025年3月に東京都新宿区の女性の自宅マンションで発生した事件。もう一つは同年6月に東京都豊島区のホテルで発生した事件です。

いずれの事件も20代の女性を被害者とし、「除霊」や「お祓い」を口実に性的暴行を加えた疑いがもたれています。

佐藤容疑者は「去年夏以降、霊媒師として活動している」と説明しており、捜査機関はこれらの事件以外にも余罪がある可能性を視野に入れ、慎重に捜査を進めていると考えられます。

除霊行為自体は認めながらも「性的行為はなかった」と容疑を否認

佐藤容疑者は、警視庁の調べに対し、一貫して性的行為自体を否定する供述をしています。

2025年6月発生の事件については「合意の上だった。除霊と称して性行為するなどあり得ない」と述べ、2025年3月発生の事件については、「霊を祓うために家に塩を置いたりお経を読んだりしたことは間違いないが、性的な行為は一切やっていない」と容疑を否認しているとのことです。

除霊行為そのものは認めるものの、「性的行為はなかった」と一貫して主張しており、否認供述に対し、警視庁は被害者の証言や物的証拠などを精査し、容疑の裏付けを進めている模様です。

 

本件に関する情報は、以下のリンク等でも報道されています。

各リンク先は一定期間後,リンク切れになる可能性があります。予めご了承ください。

 

⚫︎FNNプライムオンライン:2025年8月7日 木曜 午後0:07

⚫︎FNNプライムオンライン:2025年6月24日 火曜 午前10:54

⚫︎TBS NEWS DIG:2025年6月24日(火) 12:37

 

本件に関する世間の声

  

「人の弱み・悩みにつけ込む、どこまでも卑劣な輩だ」

「地獄の苦行を積ませてお祓いしなければならない」

「こういう犯行を実行する側も、されてしまった側の気持ちも理解できない」

「何故そんな怪しいDMに騙されるのか」

「余罪が沢山ありそう」

 

※上記の文章(反応)は投稿原文ではなく、SNS上の反応の傾向を要約したものです。また、特定の意見を持つユーザーによるものであり、広範な意見を代表するものではない点にご留意ください。

 

容疑者の卑劣な手口に対し、厳罰を求める声が大部分を占めています。しかし、中には「スピリチュアルな助言を求める側にも問題がある」と指摘する声も一部で見受けられました。

 

こうした意見は、事件への強い嫌悪感と同時に、「なぜこのような人物の言葉を間に受けてしまったのか」という深い疑問を投げかけています。

 

それらの声は、社会が共有する倫理観を映し出すとともに、非科学的な情報や見知らぬ人物との接触に対して、いかに自己防衛が重要であるかを強く示唆しています。

 

令和5年度の「不同意性交等」の認知件数は2,711件。「不同意わいせつ」の認知件数は6,096件

 

令和5(2023)年度の「不同意性交等」の認知件数は2,711件。前年に比べて、1,056件(63.8%)増加しています。

「不同意わいせつ」の認知件数は6,096件で、前年に比べて、1,388件(29.5%)の増加となっています。

 

5-10図 不同意性交等・不同意わいせつ認知件数の推移
【出典】男女共同参画局:第5分野 女性に対するあらゆる暴力の根絶 第2節 性犯罪・性暴力 5-10図 不同意性交等・不同意わいせつ認知件数の推移

 

女性の8.1%が「不同意性交等の被害」にあったことがある

 

男女共同参画局が発表した令和5年度の調査によると、女性の8.1%、男性の0.7%が不同意性交等の被害にあった経験があると回答しています。

 

○女性の8.1%、男性の0.7%は不同意性交等の被害にあった経験がある。

○加害者は、交際相手、元交際相手、職場の関係者、配偶者など、大多数は被害者が知っている人となっており、まったく知らない人からの被害は10.0%。

○不同意性交等の被害について、女性の55.4%が、誰にも相談していない。

○被害にあったときの状況について、女性は「驚きや混乱等で体が動かなかった」が最も多く、男性は「相手から、不意をつかれ、突然に襲いかかられた」、「相手との関係性から拒否できなかった」、「相手から、脅された」などの回答があった。

【出典】男女共同参画局:第5分野 女性に対するあらゆる暴力の根絶 第2節 性犯罪・性暴力 5-8図 不同意性交等の被害にあった経験等(令和5(2023)年度)

男女共同参画局:第5分野 女性に対するあらゆる暴力の根絶 第2節 性犯罪・性暴力 5-8図 不同意性交等の被害にあった経験等(令和5(2023)年度)
【出典】男女共同参画局:第5分野 女性に対するあらゆる暴力の根絶 第2節 性犯罪・性暴力 5-8図 不同意性交等の被害にあった経験等(令和5(2023)年度)

 

被害時の状況の多くは“力づく”である場合が多く、被害者が女性のケースにおいては、「驚きや混乱等で体が動かなかった」(24.6%)が最多で、「相手から『何もしない』などとだまされた」(23.8%)、「相手から不意を突かれ、突然襲い掛かられた」(23.1%)、「相手との関係性から拒否できなかった」(22.3%)と続きます。

 

管理人しらたきの考察

 

本件の捜査は、佐藤容疑者が一貫して容疑を否認している点、また除霊という非科学的な行為を名目とした密室での犯行である点が、主要な課題です。

 

警視庁は余罪の可能性も視野に入れており、今後の展望としては、SNSやチャットアプリの通信記録解析、複数被害者からの供述、そして客観的な物的証拠の積み重ねが解決の鍵になると思われます。

 

過去にも、宗教的・スピリチュアルな指導者が、信者の精神的弱みにつけ込み、性的関係を強要する事件が報じられたことはありますが、本件の場合、SNSやチャットアプリという現代的なツールを通じて被害者と接触し、不安を煽る手口が顕著です。

SNSを通じた見知らぬ人物との安易な接触が、深刻な被害につながるリスクを浮き彫りにし、オンライン上の情報に対する警戒心を高めるきっかけとなると考えられます。

 

本件が社会に与える影響は大きく、スピリチュアルな助言を求める人々が、非科学的な情報を鵜呑みにすることへの注意喚起となるでしょう。

今後、同様の詐欺的行為が横行しないよう、社会全体での意識向上が求められます。

 

性被害にあわれた方のための全国共通相談ダイヤル「#8103(ハートさん)」

 

「#8103(ハートさん)」は、性犯罪や性暴力の被害にあった方が相談できる、全国共通の電話相談窓口です。

 

これは警察が実施している支援の一環で、被害にあわれた方が安心して相談や助けを求めることができます。被害にあってすぐの緊急のご相談はもちろん、過去のつらい経験について話したいという方のご相談も受け付けています。

 

この番号にかけると、お住まいの地域の警察の相談窓口につながります。必ずしも被害届を出す必要はなく、「匿名で相談したい」というご希望にも対応しています。

 

「#8103(ハートさん)」は、誰かに話を聞いてほしいときに、そっと寄り添うための窓口です。つらい気持ちをひとりで抱え込まず、どうか遠慮せずに電話してみてください。あなたはひとりではありません。

 

警察庁Webサイト
警察庁が運営する犯罪被害者等施策のホームページ。主な犯罪被害者等施策、犯罪被害に関する相談機関等、イベント情報、犯罪被害者白書の紹介など。

 

DV・セクハラ・ネット中傷など女性が抱える悩みに寄り添う「人権ホットライン」

 

法務省の「女性の人権ホットライン(0570-070-810)」は、DV(家庭内暴力)、セクハラ、ストーカー被害、性犯罪、ネット上での誹謗中傷など、女性が抱えやすいさまざまな悩みやトラブルについて、無料で相談できる窓口です。

 

この番号に電話をかけると、お住まいの地域を管轄する法務局や地方法務局につながり、職員や人権擁護委員が丁寧に話を聞き、対応してくれます。

 

警察のように加害者を逮捕したり、直接的な捜査を行う機関ではないため、名前を出さずに匿名で相談することも可能です。必要に応じて、弁護士や専門の支援機関を紹介してもらうこともできます。

 

「これって警察に相談したほうがいいのかな?」

「弁護士に話を聞いてもらうべき?」

「どうすればいいのかわからない…」

 

そんなふうに迷ったときは、ひとりで抱え込まず、気軽に相談してみましょう。あなたの気持ちに寄り添い、解決ルートを一緒に考えてくれる窓口です。

 

法務省:女性の人権に関する相談について

 

備考

 

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