足立区の商業施設でカラースプレー噴射 無職・根岸秀男容疑者(61)を逮捕 暴行、器物損壊の疑い

傷害・暴行

 

2025年7月に東京・足立区の商業施設において、見知らぬ30代女性にカラースプレーを吹きかけたうえに、所持していたナイフで刺そうとした暴行、器物損壊の疑いで、無職の根岸秀男容疑者(61)が同年8月7日に逮捕されました。

 

根岸容疑者は「借金があり、刑務所に入れば生活に困らないと思った」などと供述しており、生活の困窮から刑務所に入ることを目的にした、計画的かつ無差別な犯行だったことが明らかになりました。

 

今回の事件は、現代社会における貧困が犯罪につながる可能性や、刑務所の存在意義、そして社会の安全が脅かされているという深刻な現実を突きつけています。

今後、このような動機による犯罪の再発を防ぐため、生活支援体制の強化や、刑務所での処遇のあり方について、社会全体で議論を深めていく必要があるでしょう。

 

■管理人しらたきが注目したポイント

・見知らぬ女性の顔にカラースプレーを噴射後、刺すつもりだった

本件は、根岸秀男容疑者(61)が足立区の商業施設で、面識のない30代女性を標的とした計画的な犯行です。

容疑者は、イヤホンをして携帯電話を見ている女性の隙をついて顔にカラースプレーを噴射し、その動きを止めた上で、所持していたナイフで刺そうと企てていたと供述しています。

警視庁は、この犯行が無差別に狙われたものと見ており、偶発的な遭遇から生命に危害が加えられる可能性があった点において、社会に大きな衝撃と不安を与えたと言えます。

・「刑務所に入れば生活に困らない」という動機

根岸容疑者の犯行動機は「借金があり刑務所に入れば生活に困らないと思った」というものでした。

刑務所が生活困窮者にとっての最後の選択肢、あるいは「セーフティネット」として機能してしまっている現状が指摘されています。

この動機は、単なる犯罪心理ではなく、経済的困窮が犯罪を誘発する社会背景、そして刑務所の役割や受刑者処遇のあり方について、再考を促す契機となります。

無差別を装いながらも対象を選定した犯行

今回の事件では30代の女性が狙われましたが、容疑者が無差別を装いながらも、特定の対象を意図的に選んでいたのは明らかと思われます。

このことは、女性が日常的に暴力の標的になり得るという潜在的な恐怖を社会に広げるとともに、性別を狙った犯罪への警戒感を高めることにもつながっています。

 

本件に関する情報は、以下のリンク等でも報道されています。

各リンク先は一定期間後,リンク切れになる可能性があります。予めご了承ください。

 

⚫︎TBSテレビ:2025年8月7日(木) 12:27

⚫︎FNNプライムオンライン:2025年8月7日 木曜 午後0:19

⚫︎FNNプライムオンライン:2025年8月7日 木曜 午後1:00

 

本件に関する世間の声

  

「無関係な人や世間を逆恨みするな」

「女性を襲ったのは、狙いやすかったからだろ」

「61歳でこれか……」

「こんな奴のせいで、偶然居合わせた人が犠牲になる」

「弱いものにしか強く出れないお子様」

「見知らぬ人から突然の攻撃。恐怖以外の何物でもない」

 

※上記の文章(反応)は投稿原文ではなく、SNS上の反応の傾向を要約したものです。また、特定の意見を持つユーザーによるものであり、広範な意見を代表するものではない点にご留意ください。

 

SNSには、見知らぬ人からいつ、無差別に攻撃されるか分からないという、深い恐怖と不安の声で溢れています。

 

また、「刑務所に入るために罪を犯す人が増えているのではないか」と指摘する声も多く、刑務所での生活が社会よりも楽だという認識や、受刑者の処遇について、社会全体で議論する必要性が浮き彫りになっています。

 

本件は、容疑者が無差別を装いながらも、明らかに自分よりも小さく、弱いであろう若い女性を狙っていたのは明らかです。そのため、弱者を標的とした卑劣な行為だと批判する声が多く、加害者の人生観そのものに疑問を投げかける意見も散見されました。

 

人が被害者となった刑法犯 認知件数(主な罪名別、被害者の年齢層別)

 

法務省公表の「令和6年版犯罪白書」によれば、令和5年度調査における「人が被害者となった刑法犯 認知件数」の総数は532,259件であり、女性は185,093件となっています。

各年齢層別に、女性被害者が占める総数の割合を見ると、65歳以上が42.4と最も高くなっています。

また、女性が被害者となった認知件数では、全年齢層で「窃盗」が最も多くなっています。

 

6-1-1-2表は、令和5年における、人が被害者となった刑法犯の認知件数を主な罪名別に見るとともに、これを主たる被害者の年齢層別に見たものである。

総数に占める65歳以上の割合は、15.4%であり、これを罪名別に見ると、放火(44.6%)、詐欺(41.3%)、殺人(26.0%)の順に高い。各年齢層別に女性被害者が占める割合が最も高いのは、65歳以上であった。

年齢層ごとに女性が被害者となった認知件数を見ると、全ての年齢層において、窃盗が最も多く、次いで、13歳未満及び13〜19歳では不同意わいせつ、50〜64歳及び65歳以上では詐欺、それ以外の年齢層では暴行の順であった。 

【出典】法務省=令和6年版犯罪白書 第6編 犯罪被害者より

 

管理人しらたきの考察

 

近年、高齢者が刑務所に入るために罪を犯す事件が度々報じられていますが、今回のケースは、計画性のある手口からして、単なる衝動的な犯行とは一線を画します。

高齢者の孤立や貧困が犯罪を引き起こすという現実が、改めて浮き彫りになったと言えるでしょう。

 

この事件による影響で、商業施設での無差別犯罪への不安をさらに高め、特に女性の安全を脅かすことにもつながりました。

 

今後の捜査では、容疑者のような「刑務所目的」の犯行の背景にある社会や個人の状況を深く掘り下げ、再発防止策を考えていくことが重要になるでしょう。

 

性被害にあわれた方のための全国共通相談ダイヤル「#8103(ハートさん)」

 

「#8103(ハートさん)」は、性犯罪や性暴力の被害にあった方が相談できる、全国共通の電話相談窓口です。

 

これは警察が実施している支援の一環で、被害にあわれた方が安心して相談や助けを求めることができます。被害にあってすぐの緊急のご相談はもちろん、過去のつらい経験について話したいという方のご相談も受け付けています。

 

この番号にかけると、お住まいの地域の警察の相談窓口につながります。必ずしも被害届を出す必要はなく、「匿名で相談したい」というご希望にも対応しています。

 

「#8103(ハートさん)」は、誰かに話を聞いてほしいときに、そっと寄り添うための窓口です。つらい気持ちをひとりで抱え込まず、どうか遠慮せずに電話してみてください。あなたはひとりではありません。

 

警察庁Webサイト
警察庁が運営する犯罪被害者等施策のホームページ。主な犯罪被害者等施策、犯罪被害に関する相談機関等、イベント情報、犯罪被害者白書の紹介など。

 

DV・セクハラ・ネット中傷など女性が抱える悩みに寄り添う「人権ホットライン」

 

法務省の「女性の人権ホットライン(0570-070-810)」は、DV(家庭内暴力)、セクハラ、ストーカー被害、性犯罪、ネット上での誹謗中傷など、女性が抱えやすいさまざまな悩みやトラブルについて、無料で相談できる窓口です。

 

この番号に電話をかけると、お住まいの地域を管轄する法務局や地方法務局につながり、職員や人権擁護委員が丁寧に話を聞き、対応してくれます。

 

警察のように加害者を逮捕したり、直接的な捜査を行う機関ではないため、名前を出さずに匿名で相談することも可能です。必要に応じて、弁護士や専門の支援機関を紹介してもらうこともできます。

 

「これって警察に相談したほうがいいのかな?」

「弁護士に話を聞いてもらうべき?」

「どうすればいいのかわからない…」

 

そんなふうに迷ったときは、ひとりで抱え込まず、気軽に相談してみましょう。あなたの気持ちに寄り添い、解決ルートを一緒に考えてくれる窓口です。

 

法務省:女性の人権に関する相談について

 

備考

 

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