小1女児の後頭部を木刀でたたく 足立区の剣道教室元指導員(53)を傷害で書類送検

傷害・暴行

※上記画像は、AI画像生成ツールによって制作されたフィクションであり、すべて架空のものです。実在の人物・団体・商品等とは一切関係ありません。 

2025年1月、東京都足立区の剣道教室で、当時小学1年生の女の子の頭を後ろから木刀で叩き、脳しんとうなどのけがを負わせたとして、53歳の男性元指導員が傷害の疑いで警視庁に書類送検されました。

 

元指導員は聴取で「腕が正しく上がっていないことを教えるためだった」と行為については認めつつも「間違った指導だった」などと供述しているとのことです。

 

この問題を受け、東京都剣道連盟は同年3月、元指導員に対し、2年間の会員資格停止処分を科しています。

 

本件は、スポーツ指導における体罰や暴力行為の許容範囲を改めて問い直す契機となっており、子どもたちが安全に学べる教育環境の確保に向けた議論が一層求められています。

■管理人しらたきが注目したポイント

練習、指導の域を超えた危険行為

被害を受けた女の子は、頭に防具を付けていたものの、吐き気やおう吐、けいれんなどの症状を訴え、病院で脳しんとうと打撲と診断されました。長期にわたる経過観察を余儀なくされたと報じられています。

木刀で後ろから頭部をたたく行為は、練習の域を超えた危険な行為であり、より重篤なけがにつながる可能性もあったと考えられます。

元指導員の行きすぎた指導の常習性

元指導員は以前から、子どもたちに罵声を浴びせるなど、行きすぎた指導を繰り返し行っていたと報じられています。

被害女児のご両親も「きょうの稽古でしめてやる」といったメッセージを送られたことがあったと証言しており、元指導員の暴力的な指導が常態化していた可能性が指摘されています。

被害女児と家族への深刻な影響

女児のご両親は「絶対に許せません。娘は剣道の大会で好成績をあげていましたが、もうやりたいことをさせてあげられなくなりました。娘に対して申し訳なく感じています」と話しているとのことです。

指導の度を超えた危険行為は、被害女児の心身に深い傷を残し、将来にわたる活動や人生の選択にまで影響を及ぼしています。

 

本件に関する情報は、以下のリンク等でも報道されています。

各リンク先は一定期間後,リンク切れになる可能性があります。予めご了承ください。

 

⚫︎TBS NEWS DIG:2025年5月2日(金) 15:06

⚫︎北國新聞DIGITAL:2025/5/2 12:34

⚫︎NHK NEWS WEB:2025年5月2日 12時07分

 

本件に関する世間の声

  

「礼節を尊ぶことのできない大人に、指導者の資格はない」

「後ろから頭を叩くのは、卑怯な事ではないのか」

「冗談でやったとしてもあり得ない」

「剣道家って、礼節や自律にうるさい人が多いと思ってた」

「稽古中での怪我はあっても、木刀で後ろから叩くのは練習の域を超えてる」

 

※上記の文章(反応)は投稿原文ではなく、SNS上の反応の傾向を要約したものです。また、特定の意見を持つユーザーによるものであり、広範な意見を代表するものではない点にご留意ください。

 

SNS上では、指導員のいき過ぎた指導への批判にとどまらず、剣道の指導方法や指導者としての倫理観、業界全体の体質にも疑問が投げかけられています。

   

令和5年度中の「児童虐待相談」の対応件数は225,509件

 

厚生労働省のまとめによると、令和5年度に全国の児童相談所が対応した児童虐待の件数は確定値で22万5509件で、前の年度より1万666件多く、これまでの集計では過去最多となっています。

 

令和5年度中に児童相談所が対応した養護相談のうち児童虐待相談の対応件数は225,509 件で、前年度に比べ 10,666 件(5.0%)増加している。

相談の種別にみると、「心理的虐待」が 134,948 件(構成割合 59.8%)と最も多く、次いで「身体的虐待」が 51,623 件(同 22.9%)となっている。

被虐待者の年齢別にみると、「3歳」が 14,423 件と最も多くなっており、「身体的虐待」の構成割合は、年齢が上がるにつれておおむね多くなっている。(表1、図2)

また、主な虐待者別構成割合をみると「実母」が 48.7%と最も多く、次いで「実父」が42.3%となっており、前年度と同様の傾向となっている(図3)。

【出典】厚労省:結果の概要 児童福祉関係 2児童相談所における児童虐待相談の対応件数

結果の概要 児童福祉関係 2児童相談所における児童虐待相談の対応件数 表1児童虐待相談の相談種別件数の対前年度比較
【出典】厚労省:結果の概要児童福祉関係2児童相談所における児童虐待相談の対応件数表1児童虐待相談の相談種別件数の対前年度比較
【出典】厚労省:結果の概要児童福祉関係2児童相談所における児童虐待相談の対応件数 図3 児童虐待相談の主な虐待者別構成割合の対前年度比較

 

管理人しらたきの考察

 

元指導員は、女児への暴行を認め、「間違った指導だった」と供述していますが、過去にも子どもへの罵声や行き過ぎた指導が繰り返されていたことが報じられています。

 

今後の捜査では、今回の行為が単に不注意による指導ミスだったのか、意図的・常習的な側面があったのか、動機や背景の解明が焦点になると思われます。

 

被害を受けた女児は脳しんとうと診断され、長期の経過観察が必要とされており、その影響で「剣道を続けることができなくなった」というのは、非常に痛ましい現実です。

 

ご両親が感じている無念や後悔は、スポーツ指導の現場における安全確保と信頼関係の重要性をあらためて浮き彫りにしています。

 

東京都剣道連盟は、この元指導員に対し2年間の会員資格停止処分を下しましたが、今後、検察が起訴に踏み切るかどうかに加え、スポーツ界全体がこの事件をどう受け止め、どのように再発防止策を講じていくのかが問われています。

 

児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」

 

児童相談所虐待対応ダイヤル「189」とは、「虐待かも?」と思った時などに、すぐに児童相談所に通告・相談ができる全国共通の電話番号です。「189」にかけるとお近くの児童相談所につながります。

児童虐待のほとんどは、家庭という密室の中で起こっています。時には「しつけ」などと称して、暴力が振るわれることもあります。

こどもの様子に「何か変だ」と思ったら、児童相談所虐待対応ダイヤル「189」(いちはやく)に電話してください。

通告・相談は、匿名で行うこともでき、通告・相談をした人、その内容に関する秘密は守られます。こどもを守るためには、周囲の人たちが虐待にいち早く気づき、救いの手を差し延べる必要があります。

 

児童相談所 虐待対応ダイヤル「189」 | 児童虐待防止推進特設サイト
児童相談所 虐待対応ダイヤル「189」 | 児童虐待防止推進特設サイト

 

  

備考

 

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