警察庁

その他

1/13開始 性犯罪等の被害者支援が拡充 原則無料で弁護士が包括的サポート

2026年1月13日から、殺人や性犯罪などの深刻な被害に遭われた方やその遺族を対象に、事件直後から弁護士の包括的かつ継続的な法的支援を、原則無料で受けられる新制度「犯罪被害者等支援弁護士制度」が開始されます。  本制度の主な目的は、心身に重大な被害を受けた犯罪被害者やその遺族が、事件直後の早期段階から包括的かつ継続的に弁護士の支援を受けられる体制を整えることです。  たとえば、被害者が自ら刑事手続きへ適切に関与したり、損害の回復を図ったりすることが困難な状況において、弁護士がその活動を代行・補助することで被害者の権利を守ることを目指しています。 また、経済的な事情によって必要な法的支援を諦めてしまうような事態を解消し、原則無料で専門的なサポートを提供することが、本制度の重要な狙いとなります。 運用開始を前に、平口法務大臣は2026年1月9日の記者会見にて、被害者が心身に深い傷を負いながらも経済的な不安なく支援を受けられる環境を整える意義を強調しました。今後は、警察庁などの関係機関と日本司法支援センター(法テラス)が連携し、被害者が迷わず適切な法的援助に繋がれる体制の構築が進められる見通しです。 なお、本制度は2026年1月13日以降に発生した被害が対象であり、それ以前のものは含まれない点に注意が必要です。 この制度は、あらゆる犯罪事案を魔法のように解決するものではありません。しかし、世間体を気にして声を上げられなかったり、費用の不安から泣き寝入りしていた方々にとって、辛い現状を打破する「最初の入り口」になることが期待されます。
その他

性的ディープフェイク 被害者の8割が中高生 加害者の半数以上は同級生

警察庁は2025年12月18日、生成AIなどを悪用して実在する児童の画像を裸のように加工する性的ディープフェイク被害の現状を初めて公表しました。2025年1月から9月末までの性的ディープフェイク被害相談は79件に上り、その半数以上で同じ学校の同級生が加害者となっていることが判明しました。このたびの警察庁の公表、注意喚起は、悪意のある画像加工が名誉毀損などの重大な犯罪や人権侵害に直結することを強く警告し、子どもたちの安易な加害行為を未然に防ぐ狙いがあります。生成AI技術の進歩により、専門知識がなくても誰もが容易に加害者になり得る今、被害者の尊厳を守るための社会的な枠組み作りは急務です。政府は2026年度中に向けた具体策の策定を進めており、今後、教育現場や家庭における情報モラル教育の強化がより一層進む見通しとなっています。
児童買春・児童ポルノ禁止法

日本警察初参加の“児童ポルノ”国際集中取締り 国内111人を検挙

「児童ポルノ撲滅に関する国際協力期間」と位置づけられ、オンライン上での児童性的搾取事犯を対象とした国際共同作戦「オペレーション・サイバー・ガーディアン」が、2025年2月24日から3月28日にかけて実施されました。 この共同作戦は、日本警察がシンガポールなど6つの国・地域と連携し、インターネットを悪用した児童への性的搾取の撲滅を目的に、約5週間にわたり集中的な取締りを行ったものです。結果、世界全体で544人の被疑者が摘発され、日本国内でも111人が検挙されるという成果を上げました。 なお、警察庁の発表によると、2024年の1年間で国内における児童ポルノ関連の事件により摘発された人数は1424人にのぼり、事件に巻き込まれた18歳未満の子どもは1265人に達しています。こうした数字は、児童ポルノ事犯の深刻な実態を示しています。 警察庁は「インターネット上の捜査には国際協力が極めて効果的である」との認識を示し、今後も海外の捜査機関との連携を一層強化するとしています。
error: 【警告】このコンテンツは保護されています。