わいせつ 性的ディープフェイクで全国初摘発 秋田市の会社員・横井宏哉容疑者(31)を逮捕 わいせつ電磁的記録媒体陳列の疑い
秋田県秋田市の会社員、横井宏哉容疑者(31)が、生成AI(人工知能)を用いて女性芸能人に酷似させたわいせつ画像をインターネット上で公開・販売したとして、わいせつ電磁的記録媒体陳列の疑いで、2025年10月16日までに警視庁に逮捕されました。本件は、著名人を模倣した「性的ディープフェイク」の事案が摘発された全国初の事例となりました。横井容疑者は、俳優やアイドルら262人の女性芸能人に似せた約2万点もの偽画像を作成し、サブスクリプション方式で販売。約1年間で約120万円を売り上げていたとみられています。容疑者は取り調べで、「閲覧者の反響が大きく、人気が出て多くの収益が見込めると思った」「小遣い稼ぎとして始めた」などと供述しているとのことです。本件は、AI技術の悪用が身近になり、誰もが加害者になり得るという新たなデジタル犯罪の脅威を社会に突きつけました。この摘発を契機に、専門家からは、わいせつ画像の「作成」自体を規制できない日本の現行法(刑法175条:わいせつ物頒布等罪)の遅れが指摘されており、技術の進歩に即した法整備の議論が、今後喫緊の課題となる見通しです。
