元病院長が健康診断でわいせつ 医師の松村英幸容疑者(79)を再逮捕、懲戒解雇へ

わいせつ

※上記画像は、AI画像生成ツールによって制作されたフィクションであり、すべて架空のものです。実在の人物・団体・商品等とは一切関係ありません。 

東京都府中市にある根岸病院の元院長で、医師の松村英幸容疑者(79)が、健康診断という公的な医療行為の場を悪用し、20代の女性受診者に対しわいせつな行為をしたとして、不同意わいせつ容疑で2025年7月10日に再逮捕されました。

 

なお松村容疑者は、同じ容疑で30代の女性受診者にわいせつな行為をしたとして、同年6月23日に最初の逮捕をされています。どちらの容疑も、埼玉県草加市内の健康診断会場で行われたもので、20代と30代の女性らに対し聴診器を使った問診に乗じ、体を触るなどの行為に及んだとのことです。

  

松村容疑者は、2025年6月の逮捕の際、「故意ではない」と容疑を否認していましたが、同年7月の再逮捕の際には、「複数の女性を相手にして、私の中でやましい気持ちが湧いた」と供述を一転し反意を認めているとのことです。

 

また、同じ健康診断を受診した複数の女性から同様の被害が寄せられていることから、警察は余罪があるとみて捜査を続けています。

 

■管理人しらたきが注目したポイント

・医師の立場と健康診断の場を悪用した卑劣な犯行

本件の核心は、松村英幸容疑者(79)が、医師という専門的立場と、健康診断という公共性の高い医療行為を悪用して犯行に及んだ点にあるといえます。

松村容疑者は、東京・府中市にある根岸病院の元院長で、2024年10月17日に埼玉県草加市内の健康診断会場で、聴診器を使った問診の機会を利用して、20代や30代の女性の体を不適切に触ったとされています。

2025年6月23日に30代女性への不同意わいせつの疑いで逮捕された際には、「触診で触れたかもしれないが、故意ではない」と容疑を否認していました。

しかし、2025年7月10日に20代女性への不同意わいせつの疑いで再逮捕された際には、供述を一変。「私のしたことで間違いありません。複数の女性を相手にして、私の中でやましい気持ちが湧いた」と述べ、犯意があったことを認めています。

・複数の被害者による余罪の可能性

松村容疑者の逮捕容疑と再逮捕容疑は、いずれも2024年10月17日に埼玉県草加市内で行われた同一の健康診断会場における犯行で、20代女性と30代女性が被害者とされています。

さらに捜査を進める中で、松村容疑者から健康診断を受けた複数の女性から、同様の被害の訴えや相談が寄せられていることが判明しています。これは、容疑者が医療行為の権威を利用し、単発的ではなく、健康診断の機会を連続的に利用してわいせつ行為を繰り返していた可能性を示唆しています。

警察は、これらの複数の被害相談に基づき、余罪についても詳しく捜査を進めています。

・松村容疑者の所属先の病院は、懲戒解雇処分を決定

松村容疑者は、逮捕当時、東京・府中市にある医療法人社団 根岸病院の元院長で、逮捕当時は非常勤医師として勤務していました。

2025年6月23日に松村容疑者が逮捕されたとの報道を受け、根岸病院は同日付で松村容疑者を懲戒解雇処分とし、雇用契約を終了させる対応を取りました。

病院側は、容疑が「当病院での診察行為中に行われたものではなく、当病院と直接的な関係はありません」と説明するも、元院長の立場にあった人物の逮捕は、医療機関全体の信頼を揺るがす事態であると深く謝罪しています。

本件を受け、SNSなどでは、受診者が安心して医療を受けられるよう、再発防止策として女性の診察時には女性看護師を同席させるなど、より具体的な安全対策の義務化を求める声が上がっており、医療現場の構造的な課題が浮き彫りになっています。

 

本件に関する情報は、以下のリンク等でも報道されています。

各リンク先は一定期間後,リンク切れになる可能性があります。予めご了承ください。

 

⚫︎埼玉新聞:2025/07/11/08:07

⚫︎FNNプライムオンライン:2025年6月25日 水曜 午前10:30

⚫︎FNNプライムオンライン:2025年6月24日 火曜 午後0:58

⚫︎医療法人社団 根岸病院:2025.06.24

 

本件に関する世間の声

  

「故意か偶然かは、触られた方は触り方ではっきりとわかる」

「79にもなって気持ち悪い」

「厳罰を望みます」

「医師数のことを考えると難しいだろうが、男女別にしてほしい」

「こういう場合、女性看護師を同席させるようになぜできないのか」

 

※上記の文章(反応)は投稿原文ではなく、SNS上の反応の傾向を要約したものです。また、特定の意見を持つユーザーによるものであり、広範な意見を代表するものではない点にご留意ください。

 

これらの声は、健康診断という公的な場で、医療従事者によって不同意わいせつ行為が行われたことに対する強い憤り、嫌悪感、不信感を表明しています。

 

多くは、再発防止策の必要性を重視しており、特に受診者の不安を和らげ、抑止効果を期待できる措置を求めており、女性の診察時には、女性看護師の同席を義務化すべきといった意見も散見されました。

 

また、「健康診断で同様の行為を受けた」といった個人的な経験を共有する声もあり、本件のような医療行為を装ったわいせつ行為が、以前から存在していたことへの社会的な懸念が浮き彫りになっています。

  

本件の手口の卑劣さに対し、厳罰を望む意見も多く、病院側ならび医療業界全体の信頼回復には、構造的な対策と司法の厳正な判断が求められていることが読み取れます。

 

令和5年度の「不同意性交等」の認知件数は2,711件。「不同意わいせつ」の認知件数は6,096件

 

令和5(2023)年度の「不同意性交等」の認知件数は2,711件。前年に比べて、1,056件(63.8%)増加しています。

「不同意わいせつ」の認知件数は6,096件で、前年に比べて、1,388件(29.5%)の増加となっています。

 

5-10図 不同意性交等・不同意わいせつ認知件数の推移
【出典】男女共同参画局:第5分野 女性に対するあらゆる暴力の根絶 第2節 性犯罪・性暴力 5-10図 不同意性交等・不同意わいせつ認知件数の推移

 

女性の8.1%が「不同意性交等の被害」にあったことがある

 

男女共同参画局が発表した令和5年度の調査によると、女性の8.1%、男性の0.7%が不同意性交等の被害にあった経験があると回答しています。

 

○女性の8.1%、男性の0.7%は不同意性交等の被害にあった経験がある。

○加害者は、交際相手、元交際相手、職場の関係者、配偶者など、大多数は被害者が知っている人となっており、まったく知らない人からの被害は10.0%。

○不同意性交等の被害について、女性の55.4%が、誰にも相談していない。

○被害にあったときの状況について、女性は「驚きや混乱等で体が動かなかった」が最も多く、男性は「相手から、不意をつかれ、突然に襲いかかられた」、「相手との関係性から拒否できなかった」、「相手から、脅された」などの回答があった。

【出典】男女共同参画局:第5分野 女性に対するあらゆる暴力の根絶 第2節 性犯罪・性暴力 5-8図 不同意性交等の被害にあった経験等(令和5(2023)年度)

男女共同参画局:第5分野 女性に対するあらゆる暴力の根絶 第2節 性犯罪・性暴力 5-8図 不同意性交等の被害にあった経験等(令和5(2023)年度)
【出典】男女共同参画局:第5分野 女性に対するあらゆる暴力の根絶 第2節 性犯罪・性暴力 5-8図 不同意性交等の被害にあった経験等(令和5(2023)年度)

 

被害時の状況の多くは“力づく”である場合が多く、被害者が女性のケースにおいては、「驚きや混乱等で体が動かなかった」(24.6%)が最多で、「相手から『何もしない』などとだまされた」(23.8%)、「相手から不意を突かれ、突然襲い掛かられた」(23.1%)、「相手との関係性から拒否できなかった」(22.3%)と続きます。

 

性犯罪で有罪後5年間のうちに再犯する確率は13.9%

 

こども家庭庁の資料によると、性犯罪の有罪確定から5年以内に再び性犯罪で有罪確定する者の割合は13.9%です。

 

性犯罪の再犯が多い理由として、性的な依存症、物事に対する認知の歪みが、その依存症や歪みを認識できないことが影響しているものと考えられます。

 

性犯罪の再犯に関する資料

〇 「再犯率」は、犯罪により検挙等された者が、その後の一定期間内に再び犯罪を行うことがどの程度あるのかを見る指標である。(※1)

〇 本調査(※2)の性犯罪再犯率(性犯罪による有罪確定後5年間のうちに再び性犯罪に及び、有罪確定した者の割合)を見ると、13.9%の者が、再び性犯罪に及んでいる。

〇 一般的に、再犯を繰り返すことが多いと認められる他の犯罪として、薬物犯や窃盗犯が主に挙げられる。

これらの犯罪より再犯率が高いわけではないとしても、性犯罪は、被害者の心身に回復困難な被害を生じさせるといった点において他の犯罪と性質の異なるものであり、その点において再犯率13.9%は看過できる数値ではないと考えられる。

〇 一方、小児わいせつ型の性犯罪で有罪確定した者のうち、それ以前に2回以上の性犯罪前科を有している者(※3)について見ると、それらの前科も同じく小児わいせつ型であった者の割合は84.6%であった。

この数値は再犯率ではないものの、小児わいせつ型の性犯罪に及んだ者の中に、複数回の刑事処分を受けているにもかかわらず、同じく小児わいせつ型の性犯罪を繰り返す者が一定数存在することが認められる。

【出典】こども家庭庁:こども関連業務従事者の性犯罪歴等確認の仕組みに関する有識者会議(第2回:令和5年7月19日開催)

【出典】こども家庭庁:こども関連業務従事者の性犯罪歴等確認の仕組みに関する有識者会議(第2回:令和5年7月19日開催)

  

管理人しらたきの考察

 

逮捕当初、松村容疑者が容疑を否認していたため、捜査の焦点は医療行為と犯罪行為の境界を立証することにありました。しかし、再逮捕時に容疑者が供述を一転させたことで、事態は大きく動いています。

これにより、複数の被害者から寄せられている余罪の特定と全容解明が、今後迅速に進む見通しです。

 

医療従事者がその地位を利用して犯行に及んだケースは過去にもありますが、本件の特異性は、79歳の高齢医師が公的な健康診断の場という状況でわいせつ行為に及び、複数の女性が同様の被害を訴えている点にあります。

 

これは、医療行為の特殊性を悪用した極めて悪質な犯行であり、医師という専門職に対する信頼を著しく失墜させました。特に女性受診者にとっては、健康診断や診察を受ける際の不安を深刻に増大させる懸念があります。

 

本事案は、医療機関に対し、患者の安全とプライバシーを守るため、診察時の女性看護師の同席義務化をはじめとする、再発防止策を抜本的に強化する必要性を強く突きつけています。

 

性被害にあわれた方のための全国共通相談ダイヤル「#8103(ハートさん)」

 

「#8103(ハートさん)」は、性犯罪や性暴力の被害にあった方が相談できる、全国共通の電話相談窓口です。

 

これは警察が実施している支援の一環で、被害にあわれた方が安心して相談や助けを求めることができます。被害にあってすぐの緊急のご相談はもちろん、過去のつらい経験について話したいという方のご相談も受け付けています。

 

この番号にかけると、お住まいの地域の警察の相談窓口につながります。必ずしも被害届を出す必要はなく、「匿名で相談したい」というご希望にも対応しています。

 

「#8103(ハートさん)」は、誰かに話を聞いてほしいときに、そっと寄り添うための窓口です。つらい気持ちをひとりで抱え込まず、どうか遠慮せずに電話してみてください。あなたはひとりではありません。

 

警察庁Webサイト
警察庁が運営する犯罪被害者等施策のホームページ。主な犯罪被害者等施策、犯罪被害に関する相談機関等、イベント情報、犯罪被害者白書の紹介など。

 

DV・セクハラ・ネット中傷など女性が抱える悩みに寄り添う「人権ホットライン」

 

法務省の「女性の人権ホットライン(0570-070-810)」は、DV(家庭内暴力)、セクハラ、ストーカー被害、性犯罪、ネット上での誹謗中傷など、女性が抱えやすいさまざまな悩みやトラブルについて、無料で相談できる窓口です。

 

この番号に電話をかけると、お住まいの地域を管轄する法務局や地方法務局につながり、職員や人権擁護委員が丁寧に話を聞き、対応してくれます。

 

警察のように加害者を逮捕したり、直接的な捜査を行う機関ではないため、名前を出さずに匿名で相談することも可能です。必要に応じて、弁護士や専門の支援機関を紹介してもらうこともできます。

 

「これって警察に相談したほうがいいのかな?」

「弁護士に話を聞いてもらうべき?」

「どうすればいいのかわからない…」

 

そんなふうに迷ったときは、ひとりで抱え込まず、気軽に相談してみましょう。あなたの気持ちに寄り添い、解決ルートを一緒に考えてくれる窓口です。

 

法務省:女性の人権に関する相談について

 

備考

医療法人社団 根岸病院
根岸病院はより良い病院として、こころの病を持つ人たちへ誠心・誠意・誠実な精神科医療を永遠に提供していきます。患者さま第一に精神保健福祉の普及啓発に努め、地域と協力してこころの病を持つひとたちへのリハビリテーション活動を行い、社会生活ができる...
error: 【警告】このコンテンツは保護されています。
タイトルとURLをコピーしました